がんと向き合う
■泉アキ これまでの乳がん体験の概要■
1997年に左乳房にがんが見つかり、手術を受ける。
乳がんの克服目安である術後10年を目前にした2006年に右乳房にがんが再発し、再度手術を受ける。
現在も抗ガン剤治療を受けている。
1度目の乳がんはがん細胞が乳管や小葉の中にとどまっている非浸潤がんだったが、2回目の乳がんは乳管や小葉から出て血管やリンパ管に浸潤している浸潤がん。
両方の乳房にがんが出来る人は乳がん全体の3~5%、20人に1人と言われている。
1997年 47歳 乳がん(左乳房)
国立熱海病院 北谷克己副院長
●症状及び治療
非浸潤性がん 左乳房1/4及び左腋下のリンパ節を切除(リンパ節郭清)
乳房温存手術とホルモン療法
1997年10月18日…自分で発見(2.5cm大のしこり)
1997年10月24日…細胞診検査
1997年11月04日…生体検査(しこり部分を切除)
1997年11月18日…左乳房手術(1/4切除)2時間半の手術
1997年12月14日…退院
2006年 56歳 乳がん(右乳房)
国立がんセンター(手術、抗ガン剤)
静岡県立がんセンター(放射線、ハーセプチン)
●症状及び治療
リンパ管に浸潤している浸潤性がん
乳房温存手術と抗ガン剤(AC療法)、放射線、ハーセプチン(分子標的療法)
2006年01月 …乳がん再発
2006年03月03日…築地がんセンター入院
2006年03月06日…右乳房手術(3時間半の手術)
2006年03月15日…退院
2006年04月04日…抗ガン剤(AC療法)治療開始(国立がんセンター)
2006年05月 …放射線療法(静岡県立がんセンター)
2006年11月05日…髪の毛が生えてくる
2006年11月~2007年11月…ハーセプチン治療(静岡県立がんセンター)